
あそこの海上釣り堀に行ってみよう!そう意気込んでサイトを見てみても、いろんな魚がいるし一体どんな餌を持っていけばいいのかお悩みの方も多いのではないのでしょうか?
そこで今回は海上釣り堀に持っていく釣堀紀州おすすめの最強エサを紹介します。海上釣り堀で釣果を上げるには魚種にあった餌を選ぶのが非常に重要なので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
目次
海上釣堀にはエサの種類を多く持っていこう
海上釣堀にエサの種類を多く持って行くことが推奨される理由は、魚種やその時々の状況により、魚が反応するエサが変わるためです。その理由を紹介していきます。
魚種ごとに好むエサが違う
海上釣堀にはさまざまな魚種(マダイ、ブリ、シマアジ、ヒラメなど)が放流されています。それぞれの魚種が好むエサは異なるため、複数の種類を用意しておくと効率的です。
魚の活性によって食いつきが変わる
魚の活性(エサを食べる意欲)は水温、天候、時間帯などに影響を受けます。魚が活性が低い場合は、小さめで食べやすいエサや、匂いや色が目立つエサが効果的です。
魚の警戒心を下げるため
特にシマアジやヒラメなどの警戒心が強い魚は、いつもと違うエサやより自然に見えるエサに反応しやすいです。同じエサばかりでは警戒される可能性が高くなります。
エサを変えることで試行錯誤ができる
魚が食いつかない場合、エサを変えることで釣果が上がることがよくあります。
- 「食いが悪い」と感じたら、エサの種類や形状を変える。
- 一種類しかエサを持っていないと試行錯誤の幅が狭くなるため、複数の選択肢を用意しておくとよいでしょう。
周囲との差別化
釣堀では周囲の釣り人とエサが同じだと、魚にエサとして認識されにくい場合があります。個性的なエサを用意することで、魚の注意を引くことができます。
エサの消費量に対応
釣堀では短時間で多くの魚が掛かることがあるため、エサがすぐになくなる場合もあります。複数種類のエサを持参することで、途中でエサ切れする心配が少なくなります。
海上釣堀でエサ取りに強いエサとは?
海上釣堀でエサ取りに強いエサとは、鯛(マダイ)、ブリ、シマアジなどの大型魚がしっかり食いつきやすい一方で、エサが長持ちする工夫がされたエサのことです。
海上釣堀では魚がついばむ行動や、エサが海中で溶ける現象が、いわゆる「餌取り」として問題になることがあります。
餌取りに強いエサの特徴
海上釣堀での餌取りに強いエサは、次のような2つの特徴を備えているものが効果的です。
一つは硬さがあるエサ、もう一つは魚が好む匂いがあるエサです。また仕掛けも針の大きさを調整するなどの工夫が必要です。
海上釣堀のおすすめ「餌取りに強いエサ」
ハードタイプの練りエサ:通常の練りエサよりも水に溶けにくく、ついばまれても崩れにくく、アミノ酸、ガーリック、エビの香りが配合されている商品が多く、魚の嗅覚を刺激して寄せる効果が強いのがポイントです。
ボイルオキアミ:ボイル(茹で)されていることで、通常の生オキアミより硬さが増しているため、簡単についばまれません。針に刺しても崩れにくく、海中でのエサ持ちが非常に良いのが特徴です。
通常のオキアミのように1匹そのまま使うか、2匹重ねて針に刺す方法がおすすめです。
魚の切り身(カツオ、イワシ、サバなど):カツオやイワシの切り身は非常に餌持ちが良く、ついばみに強いのが特徴です。切り身を縦長にカットし、針に1回刺して垂らす形にすると、底物が食いつきやすくなります。
練りエサの元祖「生ミック」は釣り堀でも大活躍
練りエサの元祖と言われている「生ミック」。
こちらの練りエサは魚が好む自然材料のエビ・小麦粉・魚粉・サナギ等で作られています。どんな魚種でも釣れる万能エサです。また一袋500円前後とコストパフォーマンスがいいのも魅力的。
冷凍練りエサなので、自然解凍し乾燥しないように袋の口を閉じたりして使用してください。
活きエサを触るのが苦手な初心者にもつけやすいので海上釣り堀に行く際は必須の練りエサと言えるでしょう。
魚が好きな自然な臭いがあり、柔らかさも絶妙なので魚が食い込みやすくなります。
海上釣り堀はエサの大きさも釣果を分ける要素のひとつなので、魚の口の大きさや針のサイズに応じて、大きさや形や数を調整してみてください。
冷蔵庫で保管ができるので必要な分だけ小分けにして使えるのも魅力的です。
カツオの切り身(ソウダカツオ)をエサに
カツオは青物用のエサとしてよく使われる一つで,カツオの血の匂いに魚が反応することを利用したエサです。
こちらはスーパーなどで手に入るので、鮮魚売り場などで見かけたら自作で作ってみるのも楽しみの一つになるかもしれません。
青物の放流後や朝一に使用してみましょう。青物狙いなら幅1.5~2cmで短冊状に、シマアジやマダイには針が埋まるくらいのサイコロ状にカットして使ってみてください。
青物はカツオの切り身をしっかりとかみ砕いて食べることが多いため、バラシのリスクが低くなります。
身が柔らかく針から取れやすいので注意が必要です。使用していて切り身が白っぽくなったら交換のタイミングです。
なかなか自分では難しいという方や、カツオが手に入りにくいという方向けには釣堀紀州では活性を上げる最強のエサ血漬カツオもご用意しています。

シラサエビは海上釣り堀で欠かせないエサ
シラサエビは安定した釣果を得られるエサで、魚種も青物、マダイ、シマアジなどほとんどの魚に効果的です。
シラサエビはサイズが大きい方が動きがよく、魚の食いつきがいいので釣果に繋がります。使い方は
・チョン掛け(尾っぽ近くの胴体にかけるのでエビへのダメージが少ない)
・鼻掛け(鼻と鼻の間にかけるのでエビが自然の泳ぎ方をする)
・ホホ掛け(外殻の内側から外側にかけるので殻のみのダメージで動きがいい)
といろいろあるのでどれがいいか試してみるのもいいですね。
シラサエビは元気な状態を保たなければいけないのでクーラーやポンプが必要になります。その際、クーラーボックスにエビをたくさん入れすぎないように、また夏場は保冷材や氷を利用して温度管理に注意が必要です。
☆シラサエビの付け方☆
マダイが好む黄色のエサ~マダイイエロー(マルキュー)~
マダイやシマアジ、青物が好む黄色にそめられた練りエサですが少し柔らかめなので、エサ持ちに注意が必要です。
マダイイエローには魚を誘う成分、「ウルトラバイト・アルファ」というアミノ酸と魚類フェロモンを配合してあるものが使われているので食い気を呼ぶことができます。
釣り堀で使う練り餌のコツ
練り餌さはそのまま使用すると水分が少なくて崩れることがあります。
その際は水分を少しづつ含ませて柔らかくし調整しましょう。
針につける量ですが、直径1センチくらいが目安となります。小さすぎると針が隠れなかったり、大きすぎると魚が呑み込めないので、針よりも一回り大きい程度につけるのがコツです。
1粒ではなく2.3粒を使って針が中心になるようにつけます。また他のダンゴエサと混ぜて使うなど工夫してみても面白いかもしれません。

マダイイエローをさらに進化~ホットイエロー~
2022年10月に発売された「ホットイエロー」は従来のものよりも高水温時でもエサ持ちがいいように粘りを調整。ゆっくりと溶け出すので煙幕が長く続きターゲットをじっくり誘えます。
2~3粒を練り合わせてマダイやシマアジに、5~7粒を大きなダンゴとして青物にも有効です。
ホットイエローはマッシュポテトやアミエビを配合しているので粘り気が多く、エサ持ちや針持ちがよくなりました。
エサ取りの多いシーズンには大活躍間違いない練り餌と言えるでしょう。
その他にもおすすめの練り餌はたくさんありますが、ぜひおすすめしたいのが釣堀紀州オリジナルの「ぷくぷくダンゴ」です。
養殖のエサを加工した究極のオリジナルのエサでマダイはもちろん青物やマハタ狙いにも効果的です。

シマアジには、魚かしの海上釣り堀用生エサ~しまあじ~
海上釣り堀でのシマアジ専用のバラケダンゴです。成分は魚の骨や内臓を発酵させたもので、強いにおいを放つので魚が寄ってきます。
初心者には使いにくいかもしれませんが、集魚効果があるので、使いこなすとシマアジ釣りには抜群です。
その他にはアマエビ、シラサエビ、虫エサなど幅広いエサを使ってローテーションをこまめに行っていくのがおススメです。
海上釣り堀での青物釣りの定番エサ~活きアジ~
活きアジの動きはほかのエサと違い大きく動くので青物を刺激しやすいエサです。
一般的に「背掛け」と「鼻掛け」がありますが、どちらとも試してみてはいかがでしょうか。鼻掛けの方が活きアジの動きがいいのでヒット率が高いかもしれません。仕掛けを投入してからもアクションを加えてアタリの確立をあげましょう。
注意が必要なのは、周りの釣り客に仕掛けが絡まらないようにすることです。また弱ってきたらすぐに交換することをおすすめします。
スーパー青虫(土屋商会)、きびなご
青虫は生き餌で初心者にはハードルが高いエサではありますが、他のエサで釣れなくなった時などにも有効です。
活発に動き食いつきがよく長持ちするので万能エサと言えます。「スーパー青虫」はこれまでの青虫とは違って孵化して産まれた時から育てているのでとても丈夫です。10℃前後で保存すると2~4週間もつという優れもの。
また「きびなご」は万能な釣り餌としてよく使われます。青物がメインとされますがマダイなども釣れます。
針のつけ方は背中にさすか、目から刺して背中に針をだしてもいいでしょう。個人的には、下あごから頭の上に針先を出す指し方がおススメです。
キビナゴが外れない海上釣堀でのエサの付け方と工夫を徹底紹介
スーパーの食材で簡単!海上釣堀用の自作エサ3選
海上釣堀で使えるエサは釣具店だけでなく、近所のスーパーでも揃えることが可能です。
新鮮でコスパもよく、自分好みにアレンジしやすいのが魅力。
ここでは、スーパーで手軽に手に入る食材を使って作れるおすすめの自作エサとその作り方を3つご紹介します。初心者の方でも簡単に準備できますので、ぜひ試してみてください。
鶏のササミのチーズ漬けエサ
鶏のササミは身が締まっていて針持ちが良く、海上釣堀の定番エサとして人気です。
チーズで臭いをプラスすることで、シマアジやマダイに効果的なアピールができます。少しだけ味付けするだけで、簡単に実践投入可能です。
作り方:
1.スーパーの鶏ササミを細長くカット(1cm幅程度)
2.チーズ(粉チーズやとろけるチーズ)をまぶす
3.チャック付き袋に入れて一晩寝かせて完成
むきエビのにんにく醤油漬けエサ
むきエビは青物やマダイなど幅広い魚種に対応できる万能エサです。
にんにくと醤油で風味を加えることで、遠くの魚にも強くアピールできます。スーパーで手軽に購入できるうえ、少量でも十分な効果を発揮します。
作り方:
1.冷凍むきエビを解凍し、水気を切る
2.醤油:大さじ1、みりん:大さじ1、にんにくチューブ:少々を混ぜる
3.むきエビを漬け込んで30分〜1時間ほど冷蔵保存
イカの塩締め+粉末エビで集魚力アップ!
刺身用のイカを塩で締め、エビ粉や魚粉をまぶすことで強烈な集魚効果を持つエサに変身します。白いイカは視認性も高く、タナを目視で合わせたいときにも便利です。特にブリやカンパチなどの青物に有効です。
作り方:
1.刺身用のイカを5mm幅にカット
2.塩をまぶして5〜10分置き、水気を軽くふき取る
3.粉末エビや魚粉をまぶして、袋に入れて持参
まとめ
今回は海上釣り堀での釣りにおすすめの釣堀紀州が選ぶエサをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
まとめてみるとこのような感じになります。
・青物狙いの際は冷凍の魚や活きエサがメイン
・シマアジは団子エサやシラサエビがおすすめ
・虫エサはマダイ・シマアジに効果的
海上釣り堀は多種多様な魚が生息しているということもあり、餌の選択が非常に重要です。
この魚にはこのエサが釣れる、この時期にはこのエサ、それを知っているかどうかで釣果が大きく異なるのが海上釣り堀の特徴です。
エサのローテーションをすると釣果があがったりするのでいろいろなエサにチャレンジするのも必要です。
初心者の方は特に迷うエサ選びですが、ぜひ本記事を参考にして海上釣り堀に行ってみてください。
当日はスタッフの方にアドバイスをもらって、その日おすすめのエサを教えてもらうことも大事ですね。きっと釣果があがること間違いなしです。